先輩社員メッセージ

のんびりとした環境だから仕事に邁進できる

高校まで長野で過ごし、大学は東京でした。卒業後はそのまま東京に残り、塗料会社で研究開発の仕事に3年従事しました。仕事は楽しかったですよ。

「長野に戻りたい」という気持ちが芽生えた背景には、仕事があります。仕事に邁進するには、プライベートな足固めが必要、そう思った時「せわしない都会より、長野がいいだろう」と感じたんです。

もともと半導体業界には興味がありました。研究開発スパンが約2年と長い塗料業界に比べ、この業界はスピード感があるなと。新聞などから様々な情報を知って、惹かれていたんです。研究開発職でなければ、というこだわりはありませんでしたし、

結局、当社に決めたのは、長野という場所で世界基準のものづくりができる技術力を持つ会社だからです。環境負荷を与えず世界を目指すための貢献をしたい、そう思っています。要求のハードルは高いですが、やりがいも大きいですね。

転職によって、生活はのんびり、仕事はスピード感を持って、というメリハリのある毎日が実現できました。

私の座右の銘は、高校時代の恩師の「勝負は鞘の内」という言葉です。侍同士が剣と剣で戦う時、鞘を抜く前に結果はもう出ている、という意味なのですが、聞いて以来ずっと大切にしています。日々の努力と鍛練こそが大切というのは今の仕事にも言えることだと思います。

化学の知識を活かして

入社してみて、改めて「テンポの良い会社」という印象を抱いています。社員の行動のスピードも早い。「思い立ったらすぐ行動する」という雰囲気が根付いているように思います。

今、300ミリウエハー製造の洗浄工程で、ウエハーを洗浄する洗浄装置の立ち上げや性能改善に取り組んでいます。ほんの小さな汚れやゴミを全て洗い流すためには、化学の知識が不可欠で、やりがいを感じていますね。

研修中にも関わらず、提案した自分の改善アイデアが装置に反映された時は嬉しかったですね。いい意見はどんどん採用する、そんな雰囲気をひしひしと感じた瞬間でした。

自分にとって大切なものとは?

社会人3年目で長野に帰ってきました。自分の人生において何を大事にしたいか?仕事、趣味、家族などをトータルで考えてみて、大事なものが見えてきたんです。それがはっきりすると、仕事にも打ち込めるし、もっと大きなやりがいを得られるのではないかと思っています。

今は、8年ぶりの長野の生活を楽しんでいます。休日は、家でゆっくりしながら本を読んだり散歩をしたりのんびり過ごすことが多いですね。白馬や信州新町などにも足を延ばしています。昔は見えなかった長野の魅力が色々発見できて、とても新鮮です。フットサルなどで体を動かすこともありますが、暖かくなったらゴルフも始める予定です。